6月10日(金)から12日(日)までの3日間、前橋・高崎を中心に、支部大会2016群馬「ここにあるタカラもの」が開催されました。
延べ1,100名ほどのご参加を頂き、JIA関東甲信越支部初めての大会をここ群馬において、盛況のうちに幕を閉じることができました。

富岡製糸場見学バスツアーの様子

シンポジウム「歴史の中のタカラもの」
第一部として「近代群馬の地域構造」と題して丑木幸男先生、第二部として「群馬の風土と建築」と題して村田敬一先生にそれぞれご講演頂き、第三部として上毛新聞社の古沢良文氏と須田叡一会員に加わって頂き、パネルディスカッションを行いました。

シンポジウム「街づくりの中のタカラもの」
近年社会問題化している空き家・空き地にスポットを当て、第一部として支部の4委員会(環境・防災・保存・まちづくり)による「4つの視点で考える」第二部として「前橋市と高崎市の現状」と題して各市の建築住宅課のご担当者にお話を頂き、第三部のパネルディスカッションには前橋工科大学の堤洋樹先生、高崎経済大学の大宮登先生に加わって頂き、活発な議論が交わされました。

内藤廣氏講演会

空き家空き地コンペ表彰式

鼎談「地域のタカラを世界に繋ぐ/地域文化と建築」
最終日のメインプログラムとして「地域のタカラを世界に繋ぐ/地域文化と建築」と題し、建築家 内藤廣氏による講演、建築家 藤村龍至氏を審査委員長として開催した「空き家空き地コンペ」表彰式、内藤氏・藤村氏に、オペラ歌手の山田由紀子氏を交え行われた鼎談と、実に内容豊かなプログラムとなりました。
オープニングの群響弦楽四重奏、エンディングの東京農大二高吹奏楽部によるマーチング演奏と相まって、大変華やかなフィナーレを迎えることができました。
「支部大会2016群馬」に、ご支援ご協力頂きました皆様、大変ありがとうございました。
▽空き家空き地コンペの結果についてはコチラ
http://jia-akiya-achi-compe.tumblr.com/
▽地域に根ざす建築作品・活動カタログについてはコチラ
http://www.jia-kanto.org/shibu-taikai/2016/catalog/